芦屋市市長の高島崚輔(たかしまりょうすけ)さんは灘高校から東大→ハーバード大学という華々しすぎる経歴の持ち主です。
小学生で高校レベルの勉強をしたり、センター試験の化学を2日間で合格点まで引き上げた異次元のエピソードもあるんだとか!
この記事では、高島崚輔さんの経歴について、学生時代の学歴から市長に至るまでの職歴や活動などの詳細をまとめました。
世界最高峰の2大学に通った理由、NPO理事長や教材開発など学業以外の活躍もご紹介します!
高島崚輔の経歴~学歴編~
高島崚輔さんの学歴の概要はこちらです。
- 2003年~2009年 箕面市立豊川南小学校
- 2009年~2012年 灘中学校
- 2012年~2015年 灘高校
- 2015年4月~7月 東京大学に入学し中退
- 2015年~2022年 ハーバード大学入学・卒業
日本屈指の名門校である灘中学・高校からはじまり、東大からハーバード大学まで実に華々しい学歴が目を引きますよね!
児童会役員だった豊川南小学校時代
高島崚輔さんは大阪府箕面市出身であり、箕面市内にある箕面市立豊川南小学校に通われていました。
箕面市公式ブログである「撮れたて箕面ブログ」の2012年12月28日の記事によると、高島崚輔さんは小学校時代に児童会役員だったと話しています。
小学生の頃からリーダーシップを存分に発揮していたようですね。
更に高島崚輔さんは、この頃から普通の小学生とはちょっとかけ離れていました。
というのも、高島崚輔さんはなんと小学校4年生の時に英検準2級に合格しているんです!
幼稚園のころから公文式を通じて英語に触れ、小4で英検準2級に合格しました。
英検公式ページによると、準2級は「高校中級程度」のレベルです。
しかし高島崚輔さんはこれを小4で合格!
そんな高島崚輔さんは、小学校ですでに高校レベルの勉強をされていました。
以下の画像は、東進ハイスクールの東大合格インタビュー資料です。
この頃から片鱗が見え隠れしているどころか見えまくっていたようです。
ノートの神様で生徒会長だった灘中学・灘高校時代
灘中学・高校と言えば超名門校として知られていますが、その偏差値を改めて調べてみると
灘中学は偏差値78
そして灘高校は偏差値79となっていました。
高島崚輔さんは、この名門校で生徒会長を務め、ラグビーは中学の頃から始めています。
また、高島崚輔さんは中学時代「ノートの神様」という異名を持っていました。
これは、高島崚輔さんのノートがとても見やすくわかりやすかったため、同級生がテスト前にこぞってノートを借りにきていたことから付けられた名前なんだとか。
自身のTikTokには、灘中学時代のノートも公開されていましたよ。
@takashimaryosuke
確かにとってもわかりやすくて、テスト前に頼りたくなってしまう気持ちがわかります。
また、高校時代の凄すぎる伝説のようなエピソードも!
センター試験の化学は、試験前2日間しか勉強しなかったんだとか(他科目も直前)。
これも、前出の東進ハイスクールの東大合格インタビューに書かれていました。
脳みその出来が違いすぎて、まったく参考にならない体験談だと話題になっていたとかいないとか笑
この他にも、ディベート同好会なるものに所属し、高1で日本一、高2で世界大会で優秀賞を受賞されたいうから驚きです。
「グローバル・クラスルーム国際模擬国連大会」に日本代表として参加され、優秀賞を獲得された高島崚輔さん
出典:撮れたて箕面ブログ(2013年6月28日)
その他、高島崚輔さんのHPには、高校の生徒会活動が現在の芦屋市行政の原点になっていると書かれていました。
生徒会の活動としてスポーツイベントやサマーフェスを開催し、市民中心の町づくりに興味を持ったんだとか。
高校生の頃から既に日本のために何ができるのかを考えていたということでしょうか。
すごすぎます!!
視野を広げるために通った東大4カ月時代
高島崚輔さんは東大の文科一類に合格されました(文科一類は主に法学部へ進学)。
本命のハーバード大学でしたが、入学する前に東大へ通った理由は視野を広げるためです。
これは、大学の合格発表の時期が日本とアメリカで異なることからの選択でした。
秋入学のハーバードは、合格発表が4月でした。ハーバードから合格を受け取った時点では、東大の入学手続きなどすべて終わっていました。
〈中略〉ハーバードへ行く前に、4カ月でもいいから日本でも大学に通い、自らの幅を少しでも広げられればなと思いました。
- ハーバード大【本命】:合格発表4月・入学9月
- 東大【第二志望】:入学4月
ということで、東大はすぐに中退せずに、ハーバード大学が始まる9月まで在籍していたということでした。
高島崚輔さんはもともと東大が第一志望でしたので、通いたかった願望もあったと思います。
両方の大学に通ってしまうなんて、ほんとにレベルが違いますね!!
3年間の休学も!7年在籍したハーバード大学時代
高島崚輔さんがハーバード大学に行った理由は、公共政策を学ぶためでした。
しかしその後は理転し、エネルギー工学を中心に学んでいます。
公共政策を学ぼうと入学したのですが、理転(文系から理系への専攻転向)して、エネルギー工学を学び始めました。
しかし勉強すればするほど
「実際に仕事をしている人たちはどんなことを考えているのか」
が気になり始めたという高島崚輔さん。
そこで高島崚輔さんは、大学2年生の夏にハーバード大学を休学し、世界各地を視察することに。
具体的な活動としては、世界的な研究者や議員と議論を交わしながら理想的な街づくりを学んだとのこと。
そんなこんなで高島崚輔さんがハーバード大学生として過ごした期間はなんと7年間!
その間の具体的な活動については、次のパートにて詳しくまとめていきます。
高島崚輔の経歴~職歴・その他活動編~
高島崚輔さんの経歴~職歴・その他の活動についての概要は以下の通りです。
【2016年〜】
- NPO法人留学フェローシップ理事長に就任
【2017年】
- 外務省・経済産業省にてインターンシップ
【2020年】
- ライフイズテック株式会社にて、経済産業省「未来の教室」実証事業、AI・データサイエンスの教材開発に従事
【2022年】
- 公文教育研究会学習者アドバイザーに就任
【2023年】
- 芦屋市市長に史上最年少で当選
若いのに実に多方面で活躍されていますよね!
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NPO法人留学フェローシップ理事長
高島崚輔さんは、2016年よりNPO法人留学フェローシップの理事長を務めています。
この活動で高島崚輔さんは、海外渡航経験のない公立高校の支援に注力し、延べ一万人以上にキャリア教育プログラムを開催。
これまでに600人以上の学生が世界中の大学に羽ばたいています。
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芦屋市役所でのインターンシップ
高島崚輔さんは、外務省や経済産業省にて様々なインターンシップを行っていました。
その中でも特に大きな経験として、芦屋市役所の「生活推進課」へのインターンシップを挙げています。
ここでは、芦屋市の今後10年間の総合計画について学び、様々な現場に足を運んだと語っていました。
インターンシップに来ていた学生が数年後に市長になって戻ってくるなんて、市役所の職員さんもさぞ驚いたことでしょうね!笑
豊富な経験を活かし教材開発も
高島崚輔さんはその豊富な経験を買われ、教材開発の依頼もされていました。
内容としては、経済産業省が主導する「未来の教室」実証事業でのAI・データサイエンスの教材開発。
ハーバード大学時代に学んだ分野が存分に活かされた形での教材開発だったようです。
教育プログラムのアドバイザー
高島崚輔さんは、教育プログラムのアドバイザーとしても活躍していました。
これは、長野県教育委員会の県立高校「未来の学校」での活動です。
このプログラムを開発するために現場の先生と一緒に活動を行い、開発期間は4年にも及んだとか。
高島崚輔さんが開発した教育プログラム、めちゃくちゃ気になりますね!
小中学生の学び支援
高島崚輔さんは、公文教育研究会での学習者アドバイザーとして全国の小中学生の学びを支援する活動も行っていました。
具体的には全国の教室と本社を行き来し、子どもたちがより主体的に学習できる支援を行ったとのこと。
若くして子供たちのために行動できる大人、見習いたいですね!
史上最年少で芦屋市市長に!
多くの活動を経て高島崚輔さんは、2023年4月23日に芦屋市市長に見事当選。
任期は2023年5月1日から始まり、4年間となっています。
そんな高島崚輔さんが掲げる目標の一つは「芦屋市を世界で一番住み続けたい町にすること」。
輝かしい経歴と行動力に期待が高まりますね。
職歴無しの経歴だけど全く影響なしの理由2つ
高島崚輔さんが市長となり支持する声が多い中、「若すぎて職歴が無いことが心配」という意見もあるようです。
確かに高島崚輔さんは2022年まで大学生であり、スタンダードな社会人経験はありません。
しかし全くと言っていいほど影響がないと考えていい理由が2つあります!
1つ目は、高校時代から超多忙な生活を送り、普通の人の何倍も経験値を積んでいること。
なんでも高島崚輔さんは高校時代、勉強以外の活動をしまくっていたそうなんです。
生徒会長をやったり、ラグビー部では土にまみれながらゼーゼー言うてる。それで別の日には教室にいなくて「今日高島欠席するけどどうなってんの」と聞いたら、別の生徒が「ボランティアに行ったそうです」と
高島崚輔さんは高校時代、学業や部活、生徒会活動はもちろんのこと、ボランティアやディベート同好会など実に様々な活動をしていました。
つまり、一般的な社会人が経験してきた学生時代の密度とは比べ物にならない高校生活を送っていたのです。
2つ目は、ハーバード大学時代の豊富な経験です。
高島崚輔さんは大学を3年間休学し、世界の様々な場所に足を運び街づくりを学んでいました。
これは、日本国内で長年社会人経験を積んでも得られるものではありません。
また、高島崚輔さんはハーバード大学時代、勉学に励みながら7つの活動に参加していたと語っています。
実際に今もラグビー、ハーバードの学生新聞のカメラマン、HPAIR(Harvard Project for Asian and International Relations 、ハーバード生とアジアの大学生をつなぐ団体)、模擬国連、HCJI(Harvard College Japan Initiative、日本とハーバードの懸け橋となり、ハーバードの知日派を増やす団体)など、ハーバードだけで7つの活動に携わっています。
大学時代も目が回るような学生生活を過ごしていたようですね。
今後も新芦屋市長・高島崚輔さんの活躍から目が離せません!!
ご両親や兄弟についてはこちら:高島崚輔の両親はどんな人?弟も超高学歴ですごかった【家族構成】