2019年4月10日に桜田義孝五輪担当大臣が辞表を提出し、
大臣を辞任することが報道されました。
桜田大臣は2018年10月2日に着任して大臣在任期間は約半年ですが、
退職金はどのくらいもらえるのでしょうか。
また、在任期間中にもらった給料の合計は
どのくらいなのでしょうか。
気になりましたので調べてみました。
桜田大臣の退職金の額は?
桜田大臣の退職金概算は約93万円です。
ここで概算としたのは、
内閣総理大臣や国務大臣は行財政改革の推進するため
月額給与やボーナスの返納を行っています。
退職金についても該当するのか不明なため概算としました。
多くてもこのくらいの額ということになります。
以下に算出根拠を示します。
五輪担当大臣は国家公務員特別職に該当

桜田大臣を始めとする国務大臣は広く言うと国家公務員ですが、
その中でも「特別職」に分類されています。
内閣総理大臣も特別職に該当します。
国家公務員特別職の退職金の計算は以下の数式で計算されます。
(内閣総理大臣も同じ式で計算されます)
退職手当額=基本額(退職日の俸給月額×支給率)+調整額
(出典:総務省HP)
ここで上の式の補足をすると、
- 退職日の俸給月額:退職する月の給与
- 支給率:勤続 10 年までは「1 年当たりの支給率(0.6)×勤続年数」
- 基本額の 6/100
となります。
桜田大臣は、
2018年10月2日に入閣して2019年4月10日に辞任しています。
6ヶ月以上1年未満である場合は1年で計算されるため、
勤続年数は1年となります。
さっそく、具体的な数値を入れてみましょう!
具体的な額のはどのくらい?

国務大臣の俸給月額は内閣官房HPより1,466,000円です。
退職金試算の式に入れてみると、
退職手当額=1,466,000 ✕ 0.6 ✕ 1 + (1,466,000 ✕ 0.6 ✕ 1) ✕ 0.06
この式を計算すると、932,376円となります。
桜田大臣の在任期間中の給与の合計は?

内閣官房HPによると、
国務大臣の年間給与額は約2,941万円です。
桜田大臣は在任期間が半年です。
国庫返納分の20%分も考慮して、
ざっくり概算で約1,200万円くらいでしょうか。
桜田大臣の退職金に対する世間の声
桜田大臣いっそのこと、半年やって貰える退職金全額募金すれば良いのに…
— e10 (@e1o) 2019年4月10日
今回の桜田大臣も2017年の今村復興大臣の場合と同じように 任期6ヶ月をぎりぎりクリアーして退職金がでるんだなあ…。いる?
— あおむし (@Sora_greenituka) April 11, 2019
桜田大臣いっそのこと、半年やって貰える退職金全額募金すれば良いのに…
— e10 (@e1o) April 10, 2019
以上、桜田大臣の退職金についてでした。
桜田大臣の後任は、鈴木俊一前五輪担当大臣ということで、
東京オリンピック成功のため頑張って欲しいですね!