なぜ能年玲奈(のん)さんが改名したのかリサーチしたところ、事務所トラブルが原因だということが判明しました。
前事務所・レプロが警告書で”能年玲奈”の芸名の使用にレプロの許可が必要だと文書に記載されていたため、商標権侵害に当たるという意見もありますが、商標登録はされていません。
この記事では、能年玲奈(のん)さんはなぜ改名したのかについて、前事務所との確執問題などついてまとめました。
のんという芸名にした理由は、あだ名とフランス語が関係しているようですね。
なぜ?|能年玲奈(のん)の改名理由は事務所トラブル!
能年玲奈(のん)さんが改名した理由は、事務所トラブルがあったため、改名せざるを得なかったからです。
のんさんは、2011年6月~2014年6月の3年間、前事務所である『レプロエンタテインメント』と契約していました。
その後、レプロ側が2年間契約を延長し、2016年6月に延長期間が終了しています。
そしてレプロとの契約終了してすぐの2016年7月14日に、『のん』に改名したと発表されました。
本名なのに「能年玲奈」と名乗れない理由
元々は本名である『能年玲奈』で活動していたのんさんですが、現在本名を名乗れない理由がこちらです。
契約終了後も『能年玲奈』を芸名として使用するにはレプロの許可が必要」という内容もあるようだ。これを受け入れるとなれば、今後は芸能活動において「能年玲奈」を名乗れないことになる(中略)特許庁管轄の「特許情報プラットフォーム」で調べる限り、「能年玲奈」は商標登録されていない。そのため、商標権の侵害等の問題が発生することはなさそうだ。
のんさんは元々、『レプロエンタテインメント』という事務所に所属していました。
この事務所との契約終了後に”能年玲奈”という名前を芸名で使用する場合、前事務所であるレプロの許可が必要と、契約延長を求める趣旨の文書に記載されていたんだとか。
芸能人が本名を商標登録している場合、本人であった場合でも商標権者以外の人が無断で芸能活動に本名を使用すると、商標権侵害になる可能性があるんだそうです。
しかしのんさんの本名『能年玲奈』に至っては、商標登録されていません。
それでも本名である”能年玲奈”を名乗らずに”のん”で活動しているのは、前事務所とのトラブル回避のためでしょうね。
芸名を「のん」にした決め手はあだ名とフランス語
本名である能年玲奈から芸名を『のん』にした決め手は、あだ名とフランス語でした。
あだ名
のんさんは2016年11月9日のwithnewsで改名後の名前について、『友達から呼ばれていた”のん”っていいな』と思いつけたと語られています。
アルファベットやカタカナなど、さまざまな候補があったようですが、ひらがな2文字の”のん”に落ち着いたんですね。
現在では子供からお年寄りまで『のんちゃん』と声をかけてくれるんだとか。
本名だと読めない人もいたようなので、誰でも読める『のん』にしてよかったと語られていました。
フランス語
あだ名ともう一つの理由に、フランス語が関係しています。
所属事務所との契約問題が報じられてしばらく後の2016年、フランス革命記念日の前後に彼女は「のん」という新しい名前への改名を発表した。フランス語であればそれは拒否や否認を意味する。
のんさんは、フランス革命記念日(7月14日)の前後に、改名しました。
フランス語で『のん(non)』は、拒否や否認を意味しています。
フランス記念日に否定を意味する『のん』という名前に改名するのは、自由や平等を表しているのではと考察されていますね!
のんと元事務所の確執問題を時系列まとめ!テレビから消えて干される結果に!
のんさんと元事務所の確執問題を時系列でまとめたのがこちらです。
- のんが事務所の方針に不満
- のんが無断で個人事務所設立し事務所激怒
- のんに洗脳疑惑でさらに確執が生まれる
- 事務所が芸名・契約について警告書をのんに送る
- のん側は話し合いに応じず確執が深まる
- “能年玲奈”を捨て”のん”に改名
- 事務所からの圧力でテレビを干される
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のんが事務所の方針に不満
事の発端は、次に解説する個人事務所を無断で設立したという話ですが、元々のんさんはレプロ(前事務所)の方針に対して不満を持っていました。
のんさんはNHKドラマ『あまちゃん』で大ブレイクしましたが、その後民放のドラマなどにはなぜか全く出演しませんでした。
噂では映画『進撃の巨人』の出演オファーも来ていたのに、事務所がことごとく断っていたんだとか。
たくさんオファーがきていたにも関わらず、事務所の方針で出演できないことについて、のんさんは不満を抱えていたという噂があります。
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のんが無断で個人事務所設立し事務所激怒
確執が生まれたきっかけは、のんさんが前事務所・レプロに内緒で個人事務所『三毛andカリントウ』を勝手に設立したことでした。
発端は能年が心酔する「生ゴミ先生」こと魅力開発トレーナーの滝沢充子氏とともに、今年1月に個人事務所「株式会社三毛andカリントウ」を無断で設立したこと。これに激怒した所属事務所「レプロエンタテインメント」との間で冷戦が繰り広げられている。
元々のんさんは、前事務所・レプロとの契約期間中に事務所を退所したいと申し出ていました。
しかしレプロが退所に応じなかったため、のんさんと事務所の信頼関係が崩壊しはじめていたんです。
信頼関係が崩れつつある中、のんさんは2015年(契約期間中)にレプロに内緒で個人事務所『三毛andカリントウ』を設立してしまいました。
この事件がきっかけで、レプロとのんさんとの関係はさらに悪化します。
しかしのんさん自身は、個人事務所設立について『レプロとの契約に違反している』という認識はなかったんだとか。
レプロ側はのんさんとの信頼関係修復のために、社長との面談を望みましたが、のんさん側が面談を固辞しました。
そのため『話し合いにも応じないタレントのために仕事を取っては来られない』と主張。
圧力がかかり、テレビから干されるきっかけになってしまったんですね。
しかしのんさんは個人事務所を設立しつつ、レプロにも在籍していたので、『退社せず事務所に所属しているのに、仕事をさせてくれない』と、不満を漏らしていたんだそうです。
お互いの意見が対立し、弁護士を通さないと話しができない状況になった結果、独立騒動は悪化の一途をたどったんですね。
個人事務所を設立した理由
のんさんが個人事務所を設立した理由は、金銭的理由だと言われています。
『あまちゃん』で大ブレイクしたのんさんですが、それまではかなり厳しい生活を送っていました。
噂によると当時の月給はなんと5万円ほどで、NHK連ドラ『あまちゃん』の撮影時期でも財布に200円しか入ってないという日もあったんだとか。
確かに月給が5万円だと、独立を考えるのも無理はありません。
しかし事務所側は、あまちゃんでの大ブレイクをきっかけに、給料をあげることも考えていたかもしれませんよね。
前事務所・レプロは、のんさんに対して数千万円もの投資をしていたという噂もあります。
よってのんさんの才能を見抜いて、将来に期待していたのは確かです。
下積み時代はどうしても給料は低くなりがちですが、のんさんは我慢しきれなかったのかもしれませんね。
のんに洗脳疑惑でさらに確執が生まれる
個人事務所『三毛andカリントウ』は、のんさんの第二の母と言われる演技指導の滝沢充子さんと共に設立しました。
実はこの滝沢充子さんに、のんさんが洗脳されているのではないかという噂が浮上したんです。
のんさんが設立した事務所の登記簿の役員欄に『滝沢充子』の名前が載っていたことで、滝沢充子さんの指示で事務所を設立したのではないかと噂になったんだとか。
確かにのんさんといえば天然な性格なので、一人で無断で事務所を設立するとは考えづらいですよね。
しかし洗脳の噂について、のんさんの母親ははっきりと否定しています。
止まない「洗脳報道」に、「母の私がちゃんと説明しないと」と重い口を開いたという。能年の母は演技指導の女性に迷惑をかけたことを謝罪しつつ、「ありえないですよ。『絶対に玲奈は洗脳されへんし。支配されるの嫌いやもん』って言ってました」と洗脳報道を否定。そもそも、個人事務所は能年が書いた絵本などを出すために設立したという。
のんさんの母親は、洗脳したと噂されている演技指導の滝沢充子さんに謝罪し、『ありえない』と洗脳を否定。
母親によりますと、のんさんは支配されるのが嫌いなため、洗脳は絶対ないと言い切れるんだそうです。
個人事務所設立のきっかけは、のんさんが書いた絵本などを出すための事務所設立だったと明かされています。
事務所が芸名・契約について警告書をのんに送る
2016年に、事務所からのんさんに警告書が送られました。
その内容が、『契約の延長』や『能年玲奈という芸名の使用について』です。
レプロは、のんさんが個人事務所を設立したことが発覚した2015年4月~2016年6月までの期間、のんさんが面談に応じなかった為、仕事が提供できなかったと主張。
『2015年4月~2016年6月の15ヶ月分の契約延長を求める』といった文書を送りました。
また契約終了後、『能年玲奈』という芸名を使用するには、レプロの許可が必要という内容です。
のん側は話し合いに応じず確執が深まる
能年玲奈という芸名について警告書を送ったレプロですが、『能年玲奈という名前を使わせない』と発言したわけではないんだとか。
『契約書には〝能年玲奈〟という名前はレプロの許可なしで使えない、という条項も入っています。今後も芸能界で活動するつもりならば、たとえ独立したとしても、将来的に名前の問題が出てくる可能性もある。まずは話し合いが必要ではないですか』という趣旨の文書は送りました。
決して『名前を使うな』という警告書の類ではありません。しかし、彼女の側は交渉の場に出てこなかった」
前事務所・レプロからすると、『”能年玲奈”という名前はレプロの許可なしでは使えない、今後も芸能活動をするなら名前について話し合いが必要ではないか』という趣旨の文書を送ったそうです。
いやがらせなどの理由で、名前を使うなといった意味ではなかったんだとか。
しかしのんさん側が交渉の場に出てきてくれなかったため、話し合いもできず、確執はさらに広がっていきます。
“能年玲奈”を捨て”のん”に改名
レプロからの警告書から、事務所トラブルを回避するため、のんさんは改名しました。
のんさんは事務所トラブル回避のために、話し合いより改名を選んだということになりますね。
よっぽどレプロとは話がしたくなかったのでしょうか。
事務所の圧力でテレビから干される
話し合いを拒み、『のん』として活動することを決めたのんさんですが、やはり確執が深まってしまった事務所から圧力がかかり、テレビから干される状態になってしまいました。
テレビ局の若い編成マンから本当にたくさんの素晴らしい企画、脚本などオファーを頂きました。しかし、お話が進むうちに、上司や担当役員によって突然潰されてしまうことが繰り返されてきました。
その状態が3年も続いております。
(中略)彼女は女優です。現場からの熱烈なオファーもある、のんが3年間テレビ局で1つのドラマにも出演が叶わないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?
2016年7月からのんさんのマネージメントをしている福田さんの話によると、のんさんは前事務所を退所後もテレビオファーはきていたんだそうです。
しかし話が進むうちに、上司や役員によって出演の話がつぶされてしまうということが繰り替えされてきたんだとか。
なんと3年もそんな状態が続き、あまちゃんで大ブレイクしたのんさんが3年間で一度もドラマ出演できていません。
この状況から考えると、やはりレプロから圧力がかかって、テレビから干されているといっても過言ではないのかもしれませんね。
事務所と和解すれば「能年玲奈」の復活も!
事務所トラブル回避のために、『のん』で活動しているのんさんですが、事務所と和解すれば、『能年玲奈』の復活も十分考えられます。
前事務所・レプロは、のんさんに対して『能年玲奈という名前を使うな』とは言っておらず、『許可が必要』だと言っていました。
これまでのレプロとのんさんとの確執問題をみていても、レプロはのんさんときちんと話し合いがしたかったということがわかります。
無断で個人事務所を作った際にも、即退所ではなく、むしろ契約延長をお願いしていましたよね。
のんさんが前事務所・レプロとしっかり話し合い、和解すると、案外すんなり『能年玲奈』という名前の使用許可はおりるのではないでしょうか。
やはり全盛期にあまちゃんで大ヒットし、『能年玲奈』という名前は誰もが知る名前となりました。
一方で『のん』という名前はいまいちインパクトに欠けますし、のんさん自身も改名の際に、『“のん”という間抜けな名前になりました』と発言しています。
本人も口にはしないものの、やはり本名で世間によく知られている『能年玲奈』を芸名でも使いたいのではないでしょうか!
今後前事務所・レプロと和解し、本名が使える日がくるといいですね!