元欅坂46のメンバー、長濱ねるさんは本名も「長濱ねる」です。
その個性的な名前から、幼少時代には自身の名前が嫌いだったという長濱ねるさん。
しかし、長濱ねるさんの母親は想いを込めて「ねる」という名前を命名していました。
ここでは、長濱ねるさんの名前の由来や名前にまるわるエピソードをご紹介したいと思います!
「長濱ねる」は本名だった!
名前は「ねる」
長濱ねるさんの本名は、芸名と同じ「ねる」です。
かなり個性的な名前ですね。
長濱ねるさんは2019年2月15日に放送されたラジオ番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」でも、自身の名前の珍しさについてコメントしていました。
長濱:“ねる”ってさ、名前から珍しいから、100%聞かれるの。「ねるって本名?」って
芸名と本名が同じでも、音(読み方)だけが同じというパターンもありますが、長濱ねるさんの場合はそのままひらがなで「ねる」なのだそうです。
名字は「長濱」
長濱ねるさんは、2015年3月21日放送の「美味しい長崎レシピコンテスト」というローカル番組に出演しています。
この時はまだ芸能活動をはじめておらず、高校の調理部員で一般人として、料理コンテストに応募していたようです。
バッチリ名前が出ています。
ちなみに、長濱という名字は、あまり馴染みがないと思いませんか?
調べてみたところ、全国でこの姓はわずか1000人ほどで、沖縄や鹿児島、長崎に多いそうです。
確かに長濱ねるさんは長崎県出身。出身地と名字には深い関りがあるのですね。
余談になりますが、AKBをはじめとする秋元康プロデュースのグループは基本的に芸名は使わず、本名で活動しているそうです。
(2021年9月15日放送のラジオ「アッパレやってまーす!」にて、AKB48の行天優莉奈さんが本名の使用について明かしています)
母親が「ねる」と命名した理由
長濱ねるさんの名付け親は、母親だそうです。
命名の由来は2つ。
- 名前の中に「る」という文字を使いたかった
- しっかりと練ることができる人になって欲しい、という願いを込めている
長濱ねるさんの母親は、生まれてきた子供の名前に「る」という文字を入れたかったのだといいます。
そこで、五十音順に文字を起こしていったのだそうです。
その中で最終的に音の響きでピンときたのが「ねる」だった…というのが名前の由来なのだとか。
それで、”あ”から順番に”ある””いる””うる”……って、るに合う文字を探していった結果、”ねる”がしっくり来たって言っていました。
とは言え、文字のイメージだけではなく、そこから来る言葉の意味も決定打となったようで…。
「ねる」という名前は自体はひらがなですが、「練る」という韻を踏んでいるという話です。
つまり、長濱ねるさんの母親は、音の響きで良い感じた「ねる」という言葉を拾い、漢字で「練る」と当てはめられることで名前を決めたというわけです。
そして「練る」には「物事を練られる人であってほしい」という願いが込められているらしいです。
音の響きから漢字を当てはめるという考え方は斬新ですね!
長濱ねるの本名エピソード
①幼少期は自分の名前が嫌いだった
長濱ねるさんは子供の頃、自身の名前が嫌いだったといいます。
なぜなら、名前が珍しく、何度もその意味を尋ねられたりからかわれたりしたから。
確かに特に幼少期から思春期頃までは「名前が元で嫌な思いをした」という悩みを持つ人は多いようですね。
特に長濱ねるさんは、両親の仕事の関係でちょくちょく転校していたというので、なおさらではないでしょうか。
(※長濱ねるさんの両親の職業はそれぞれ、学校教員です。)
しかし、嫌いだった名前も芸能活動をはじめてからはプラスに働くことが増え、今では名前に誇りを持てるようになったそうです。
芸能人は名前が看板ですし、芸名の様な実名となればインパクトも大きいので、とても良いですよね。
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②新しいあだ名がほしい
長濱ねるさんは名前のインパクトが強すぎるもあって、芸能界に入ってからは、あだ名がないと2016年のインタビューで話していました。
フェイスブックでもあだ名について色々迷っている様子が伺えます。
小学生の頃に付けられたあだ名が「ねるそん」や「そんちゃん」だったそうですが、新しいニックネームを欲しがっていました。
こんばんは!今、自分のあだ名を迷っています。小学生の頃にねるそんと呼ばれ始め、そこからずっとねるそんでした。ねるそんから派生して、そんちゃん、孫正義(敬称略)と呼ばれていました( ・8・ )!けど、新しいあだ名にしたいです。
結局そのまま「ねるそん」というニックネームで固定されてしまいます。
長濱ねるさんの場合、名前そのものがインパクト大なので、ニックネームをつけようにもなかなか難しいのかもしれません。
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③母親の命名通り「ねる(練る)」ことができる人に成長
長濱ねるさんの出身高校は、長崎では有名な進学校「長崎西高等学校」です。
偏差値はなんと68~72。
長濱ねるさんは高校1年・2年と2年連続で「全国高等学校クイズ選手権」に出場し、長崎県大会の決勝まで勝ち進んでいました。
勉学だけでなく雑学も身に付けることができるのは、まさに「考えを練ることができる人」と言えますね。
ちなみに長濱ねるさんが学生時代につちかった知識は欅坂46時代にも発揮され、クイズ番組にもよく出演しています。
長濱ねるさんは、2019年7月30日に欅坂46を卒業。
のち、約1年間ほど芸能活動を休み、芸能界に復帰しました。
芸能活動を開始するまでの間には、通信大学で勉強をしたり、色々な所へ出かけたりして過ごしていたのだそう。
これは、今後の自分の生き方をきちんと見据えていたからであろうと思われます。
つまり自分の在り方についても練って行動していたわけです。
これぞまさに名は体を表すでしょう!
親が名前に込めた願いをちゃんと叶えられるのはとても素晴らしいことですね。
以上、長濱ねるさんの名前について掘り下げてみました。
欅坂46を卒業してから、また長濱ねるさんの姿を見たいと願うファンはとても多かったでしょう。
そしてついに長濱ねるさんは、2022年10月からNHKの朝ドラ『舞いあがれ!』で女優として本格的に活動を開始しました。
長濱ねるさんの今後の活躍が楽しみですね!