村上宗隆さんの弟・村上慶太さんの高校通算成績ですが、通算本塁打数9本(公式戦では1)という結果です。
九州学院時代の評価では、話題性や、プロ向きな性格ではあるものの、大きな当たりが打てる印象はないという評価のようですね。
この記事では、弟・村上慶太さんの高校通算成績や、九州学院時代の評価、中学時代の評価・成績についてリサーチしました。
兄・村上宗隆さんとの成績や身体面など兄弟比較も必見です!
村上宗隆の弟・村上慶太の高校通算成績
村上宗隆の弟・村上慶太さんの高校通算成績がこちらです。
- 通算本塁打数:9本(公式戦では1)
- 打率:.143(2022年夏は.25)
- 遠投:96m
- ホームラン推定飛距離:130m
- 50m走:6秒2
弟・村上慶太さんは、村上宗隆さんの弟ということからかなり注目を集めていました。
これまで通算9本の本塁打を打っていますが、公式戦においては1本のみとなっています。
弟の村上慶太さんは、一年生の秋からレギュラーで、試合に出場するようになりましたが、いまいち結果は残せませんでした。
そのため2年生の春の大会では、ベンチ外になってしまいます。
しかし2年生の秋の大会では、4番で復帰しました。
けががきっかけで長打球が生まれた
2年秋にレギュラー復帰した弟・村上慶太さんですが、3年生の春の大会ではケガが原因で、残念ながら実践から遠ざかってしまいました。
試合に出られない分、食事と筋トレを重ねた結果「体が大きくなり、打球の飛び方が変わった。ロングティーでもパワーは確実に付いている」と充実ぶりを口にする。
けがで試合に出れなかった分、食事管理や筋トレを重ねた結果、投球の飛び方が変わり、今の村上慶太さんの長打球が生まれたんですね。
けが期間の努力の成果もあってか、3年生の夏の大会では見事に甲子園出場を決めました。
2022年の夏の大会で弟・村上慶太さんは、3試合に出場、12打数3安打の打率2割5分、1打点という結果を残しています。
村上宗隆の弟・村上慶太の九州学院時代の評価
村上宗隆さんの弟・村上慶太さんの九州学院時代の評価について、九州地区担当のプロ野球スカウトは次のように回答しています。
「話題性はあります。ただ、変化球が打てない。兄より大きい体を、まだ持て余している印象です。もちろん、甲子園で覚醒する選手も少なくないのでわからないですが、現時点では大きな当たりが打てるイメージはない。ただ、試合中によく声が出ているので、プロ向きの明るい性格ではあると思います」
スカウトによると、弟の村上慶太さんは話題性はあるものの、変化球が打てず、体格を活かしきれていない印象があるそうです。
現時点では大きな当たりが打てるイメージがなく、少し難色を示しているようですね。
とはいえ、持ち前の明るい性格はプロ向きだと評価されています。
熊本大会決勝のスタンドにはプロ野球球団の、
- ソフトバンク
- ヤクルト
- 阪神
- ロッテ
の、スカウト陣がチェックに来ていたそうです。
地元であるソフトバンクは特に興味があると考えられますし、兄・村上宗隆さんがいるヤクルトに入団すればかなり話題になりますよね。
そのため弟・村上慶太さんを下位指名する球団はあると考えられます。
野村克也の右腕”松井優典”の評価
名将の故・野村克也さんの“右腕”として知られている松井優典さんは、次のように弟・村上慶太さんを評価しています。
ドラフトで間違なく上がって来る素材だと思う。ただ兄のような1位で競合する選手ではない。話題性がプラスされる選手だから、ひょっとすれば3位でないと取れないかもしれない。」
兄・村上宗隆さんのような1位で競合する選手ではないものの、話題性があるため、ドラフトでは間違いなくあがってくる素材だと評価しています。
また大事な試合で先制タイムリーを打てる勝負強さや、対応力と野球脳の高さを感じ、状況に応じた打ち方をできるセンスは、プロも求める部分なんだそうです。
守備も高評価
弟・村上慶太さんは8回二死一、三塁のピンチという状況で、難しい3番打者の一塁ゴロをうまく処理しました。
グラブさばきも柔らかく、打球の反応もよく、投手(一塁カバーに入った)に対するトスのタイミングもよかったそうです。
守備のウエートの大部分を占める『スローイング』ですが、弟・村上慶太さんはスローイングも悪くないと評価されています。
一塁しか守れない場合だとプロでの出場機会が限られてしまいますが、弟の村上慶太さんはサードも守れるのではないかと言われているので、守備も高評価を得ていることがわかりますね。
村上慶太の中学時代の成績と評価
村上宗隆さんの弟・村上慶太さんは、熊本市立長嶺中学校出身です。
長峰中学時代は、硬式野球チーム『熊本東リトルシニア』に所属していました。
中学時代、弟の村上慶太さんは3度も全国大会に出場し、そのうち1つは3年生の時の『リトルシニア全国選抜野球大会2019』です。
この大会では残念ながら1回戦『取手リトルシニア』と対戦で、1-2で敗退しました。
残り2回の全国大会の出場は、リサーチしましたがチームのHPにも2020年度以降の結果しかなかったため、詳細は不明です。
九州地区ではかなり強豪校だったようで、2年の時には『リトルシニア九州連盟秋季大会』で優勝しています。
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中学3年の時に兄・村上宗隆にそっくりだと話題に!
中学3年の時に弟・村上慶太さんは、兄・村上宗隆さんの所属するヤクルトスワローズ『ファン感謝デー』で、インタビューを受けていました。
その時の動画がこちらです。
確かにそっくりで、かなり似てると感じました!
中学生ながら、きちんと受け答えが出来ており、しっかりものな印象がありました。
「お兄さんが全く敬語が使えないと先輩から苦情がある」という言葉に対しても、「叱っておきます」と100点満点の返しをしていて、兄弟仲もいいんでしょうね!
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兄弟比較!通算本塁打など成績や身長・体重も
兄・村上宗隆さんと弟・村上慶太さんを兄弟比較してみました。
兄・村上宗隆 | 弟・村上慶太 | |
通算ホームラン数 | 52本 | 9本(公式戦1) |
身長 | 188cm | 190cm |
体重 | 97kg | 94kg |
投打 | 右投左打 | 右投左打 |
50m走 | 6秒1 | 6秒2 |
ホームラン推定飛距離 | 131m(2020年時点) | 130m |
村上慶太さんと兄・村上宗隆さんの通算ホームラン数には、かなりの差があります。
身長は現時点で弟の村上慶太さんの方が高く、プロ入りするとトレーニングや、食事管理によって体重にも変化が現れるでしょう。
身体面では、兄を超えるのは確実ですね。
現時点で野村克也さんの“右腕”松井優典さんは、兄弟を次のように比較しています。
「村上兄の1年目キャンプで驚いたのはバットスイングのスピードと体の馬力。2人を比較するとスイングスピード、パワー共にやはり兄が抜きん出ている。構えも弟がやや猫背。これは、ボールへの対応を意識しているからだろう。しかし、対応力は鍛えることが難しいが、スイングスピード、パワーは、鍛えれば伸びる部分。あれだけの体格があるのだから、そこはノビシロでしかない。スイングスピードやパワーは、これからついてくる。時間はかかるだろうが、素材としては魅力がある選手だ」
兄弟を比較すると、スイングのスピードやパワーともに、兄・村上宗隆さんが抜きん出ているそうです。
しかし弟・村上慶太さんは伸びしろがかなりあり、時間はかかるかもしれませんが、素材としては魅力のある選手だそうですよ!
50m走や、ホームラン推定飛距離については、兄弟で大きな差はありませんでした。
今後、弟・村上慶太さんが兄に追いつき、追い越す日も近いのかもしれませんね。
甲子園成績比較
甲子園成績 | ||
兄・村上宗隆 | 弟・村上慶太 | |
出場回数 | 1回(1年時) | 1回(3年時) |
打数 | 4 | 12 |
安打 | 0 | 3 |
打順 | 4番 | 4番 |
ポジション | 捕手 | 一塁守 |
甲子園での成績比較を見てみると、兄弟2人とも甲子園出場経験は1回です。
実は2015年、兄・村上宗隆さんが1年生の時に九州学院高校は甲子園に出場し、弟・村上慶太さんが3年生の時に7年ぶりに甲子園出場を果たしました。
九州学院高校はかなりの強豪校ですが、7年間甲子園へは出場できていなかったんですね。
弟の村上慶太さんも、兄の宗隆さんも同じ4番として出場しましたが、兄は一回戦敗退で安打もありませんでした。
以上、弟・村上慶太さんの成績についてでした。
高身長の両親についてはこちら:村上宗隆の両親どんな人?母は元バレー選手で父は不動産会社社長