スキーモーグルの川村あんり選手は英語がとても上手いですよね。
川村あんり選手の英語がうまい理由、気になりませんか?
その理由は主に2つ!
1つ目は川村あんり選手が通っていた高校の教育方針が影響していて、2つ目は幼なじみの原大智選手の存在が関係ありそうです。
国際的な活躍を視野に入れた川村あんり選手の英語事情に迫っていきましょう!
川村あんりは英語が上手い!
川村あんり選手は英語がとても堪能ですが、留学経験はありません。
また、スキーのために東京から新潟に移住した経験はありますが、海外に住んでいたという情報も見当たりません。
留学の経験もなければ住んでいたこともないのに、素晴らしい英語力で驚きますよね。
一体どんな秘密が隠れているのでしょうか。
流暢な英語を話す動画
ここで、川村あんり選手の英語の実力がわかる動画を紹介しましょう。
ネイティブ並みの発音でスラスラとしゃべっているのがわかりますよね!
恐らく競技後すぐのインタビューだと思いますが、英文を考えている様子はなく、自分の気持ちをそのまま英語で話している印象です。
理由1:グローバルな人材育成に力を入れる高校に通っていたから
いよいよ本題、川村あんり選手の英語力が高い理由を検証していきましょう!
まず一つ目の理由として考えられるのが「グローバルな人材育成に力を入れる高校に通っていたから」です。
川村あんり選手の出身高校は「日本体育大学桜華高等学校」という学校。
この高校には「国際理解教育」というものがあり、修学旅行先はグアムだそうです。
更に「海外語学研修」として最長2カ月程オーストラリアやカナダなどに留学できるシステムもあります。
この教育方針をみると、国際的に活躍できる人材を育成することに重点を置いているのがわかりますよね。
恐らく川村あんり選手は高校入学前から独学で勉強していたとは思いますが、この高校に通うことで更に自身の英語力を磨いたのではないでしょうか。
ちなみに英語は普段から使っていないとしゃべれる人でもすぐに忘れてしまうものなんだそうです。
となると身近に海外の友達がいたりして、普段からコミュニケーションを取っているのかもしれませんね!
理由2:幼なじみ原大智の英語習得への姿勢を見てきたから
実は川村あんり選手は、同じくスキーモーグルのスーパールーキー・原大智選手と幼なじみ!
2018年の平昌オリンピックで初出場ながら銅メダルを獲得した原大智選手も、川村あんり選手に大きな影響を与えている人物といえそうです。
原大智選手は世界に挑戦するため、16歳から4年半もの間単身でカナダに留学しています。
夢実現のために練習環境を求め、英語が話せない中、当時モーグル強豪国であったカナダに単身でスキー留学。16歳で決断し、行動に移したその経験を“修行”の4年間半と振り返る原は、英語、メンタル面、モーグルスキルを上達させて帰国後に結果を残し、日本代表入り。平昌の切符を掴んだ。
原大智選手はカナダでスキーの技術はもちろん、メンタル面や英語力向上の面でも大きな成果を得たと語っています。
実際に原大智選手への質問として「モーグル以外でカナダに留学してよかったことは?」との問いに「英語が身に付いたこと」と語っています。
16歳で単身カナダに渡るとは、すでに世界での活躍を決意していたのですね!
本気で世界を目指すと決めていた川村あんり選手はそんな原大智選手の姿を見て、英語を習得しようと考えたのではないでしょうか。
恐らく小さな頃から英語の勉強していたため、高い英語力が身に着いたのだと推測されます。
川村あんり選手のインスタを見ると、中学校の頃から英語でコメントしているのが分かります。
日常的に英語を取り入れ、スキルを磨いていったのでしょう!
素晴らしい心掛けですね!
海外遠征が多ければ英語が話せる訳ではない
英語を話せる理由として海外遠征が多いからと言われることもあります。
果たしてそれは本当なのでしょうか。
その答えはNOである可能性が高いと考えます!
その根拠となりうる興味深い記事を見つけたのでご覧ください。
タイトルはズバリ「なぜ、日本の選手は英語でインタビューに答えないんだ?」です。
2014年10月に行われたサッカーの国際親善試合後のお話です。
この試合に大差で敗れたことも悔しかったが、それ以上のショックを受けた出来事もある。それは試合前日、『アジアサッカー研究所』が開いたメディア交流会の場で、シンガポール人記者の一言によってもたらされた。
「なぜ、日本の選手は英語でインタビューに答えないんだ?」
(中略)
彼らの話では、ミックスゾーンで英語インタビューに答えたのはGK川島永嗣とFWハーフナー・マイクの二人のみ。(中略)今回、シンガポール人記者たちは、他の選手にも話しかけたが「No English, sorry」と断られてしまったそうだ。
海外の記者がインタビューする場にいる選手となれば、多くは海外遠征の経験があるはず。
そんなレベルの選手でも英語が話せない日本人選手がたくさんいるということを、この記事では示していますね。
海外遠征が多い=英語が上達するという公式は成り立たないということがお分かりいただけると思います。
つまり川村あんり選手の英語力は、海外遠征で磨かれたものではないと考えられます。
川村あんりは英語が上手いがハーフではない
川村あんり選手の英語が上手いのは、ハーフだからなのでしょうか。
その答えはズバリNO!
川村あんり選手の彫が深い美しいお顔立ちから「ハーフなの?」といった声が挙がっているようですが、彼女は純日本人でありハーフではありません!
元アイスホッケー実業団選手のご両親の以下の記事を見ても、父親・母親ともに日本人だということが分かりますね。
川村あんり 母親は日本代表?両親はアイスホッケー選手だった!
よって、ハーフだからという理由で英語が上手いのではなく、あくまでご本人の努力によって身に着いたものだといえるでしょう。
今後も世界で活躍される川村あんり選手に注目ですね!