韓国アイドルaespa(エスパ)の日本人メンバーのジゼルさんは、
「差別・冷遇を受けている」として炎上することが度々あります。
そこでこの記事では、ジゼルさんに対する差別や冷遇を
画像・動画とともにまとめてみました。
顔にモザイクがかけられたり、一人だけ質素なセットで踊ったりも・・・。
その他、ジゼルさんの黒歴史など、差別・冷遇される理由についてもご紹介します!
目次
aespa ジゼルの差別・冷遇内容まとめ
顔にモザイク
こちらの写真は2020年12月25日、韓国の「SMTOWN ライブ」の事前収録後に撮られた写真です。
顔にモザイクがかかっているのがジゼルさん。
モザイクをかけているメディアは少なくとも2社ありました。
ひとつは韓国ソウルにある「fn star」というエンターテイメントメディア。
もう一社は大手テレビ局の「SBS」です。
どちらの写真もaespaを扱った記事を書いているのに、
ジゼルさんの写真部分にモザイクを入れるというのは…。
しかも、「SMTOWN ライブ」はSMエンターテインメントが主催する
過去最大のK-POPライブで、世界中に配信されるビッグイベントです。
SMエンタテインメント(以下、SM)が新年初日に披露した無料オンライン公演「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@KWANGYA」が韓国オンラインコンサート最多視聴記録を更新した。
わざわざこんな大きなイベントにモザイクをかけるなんて、大それたことをしますね。
スタッフなどの一般人を映さないようにする配慮は必要かもしれませんが、
ジゼルさんはaespaメンバーです。
正直、かなり悪意があるように感じてしまいますね。
これにはジゼルさんの差別に対して客観的に見ている人でも疑問の声が噴出していました。
明らかに差別されてるもの以外声に出すべきじゃないと思う、ジゼルが出勤写真でモザイク書かれてたのは最悪だった
— navy (@NAKATAnavy) September 23, 2021
4人グループなのに3人扱い
aespaのメンバーは4人です。
しかし、メディアによってはまるで
3人メンバーのようにジゼルさんだけを載せていないものもあります。
日本のメディアだとグループ全員を映すのが当然なので、かなり衝撃的ですよね。
ジゼルへの反日差別に対して、写真とかを切り取られないように腕組むウィンターのさりげない行動まじ泣ける😭 pic.twitter.com/zIW3iJaclg
— こりー (@hirojjang12) January 17, 2022
上の動画は「2021ヴィジュナリーアワード」の時、
aespaのメンバーの立ち位置についてスタッフが指導しているものです。
長髪の女性スタッフがジゼルさんに向かって
「人一人分くらいの距離を開けるように」と指示しているのが分かりますね。
ここではaespaメンバーのウィンターさんが
しっかりジゼルさんの腕を組んで離さなかったことで事なきを得たようですが…。
他のメンバーはぴったり寄り添うように指示しているのに、
わざわざジゼルさんだけ距離を開けるというのは、あからさますぎます。
他にも2020年12月、SBSが放送した歌謡番組でジゼルさんが冷遇されていたという話も。
番組放送後、SBSの公式Instagramでaespaのステージ写真が公開されました。
そこにはなぜかジゼルさんのソロ写真が載っていないのです。(赤の衣装がジゼルさん)
韓国人メンバーのカリナさん、ウインターさんは写真が2枚ずつ公開され、
中国人メンバーのニンニンさんは1枚のみ公開されています。
ジゼルさんについては4人で映っている写真に少しだけ映りこんでいる程度ですね。
中国人のニンニンさんについても若干の差別があるように感じますが、
ジゼルさんについてはまるでバックダンサーのような扱いです。
ネットのコメントでも「ジゼルがいない」というものが多くありましたね。
ちなみに、コメントを受けた影響なのか、
2021年のInstagramでは4人が全員映っている写真だけが公開されていました。
これに留まらずジゼルさんの露出頻度が他のメンバーより少ないという情報も多く、
それを悲しむファンからのコメントは後を絶えません。
いま、ジゼルの差別が話題になってるけど、
私はaespaでは断然ジゼル推しだし、ラップもバチくそかっこいいから、本当になんで差別されてるのか意味がわからない。
あんな素敵なジゼルを映さないって何事?
バカなの?
とにかく、メディアがこんな差別するのは間違ってる— mamu (@m_a_m_u_k_o) December 29, 2021
セットが一人だけ質素
以下の動画は2021年12月に配信されたaespaの4枚目シングル曲
「Dream Come True」のMV撮影の舞台裏になります。
単管パイプで組まれた背景のない狭い階段で、
動きにくそうにしているジゼルさんの様子が映し出されていますね。
決めつけは良くないけど気になったので。
ジゼルだけパイプのみの地味なセットでめちゃくちゃ狭いの SM側の差別では。他の子は広くて落書き壁だの使って撮影してるのに1人だけ何も無いの明らかにおかしいでしょ。
BoAさんが来て指摘してくれたから結果として同じようなセットにはなったけど。
#aespa pic.twitter.com/23x4uweRX1— ちゅる (@RunghoSagwa) February 1, 2022
他のメンバーは身動きしやすい派手な舞台でパフォーマンスをしていたので、
差別だと炎上してしまいました。

並べてみると、違いが一目瞭然ですね!
実はこのMV、韓国ではK-popの女王とも呼ばれているBoAさんが監修している
ことでも話題になっています。
動画でBoAさんはジゼルさんのセットについて
「他の子と違い過ぎる」と監督に直談判していました。
撮影途中にBoAさんが訂正するよう指摘しなかったら
一体どんなMVになっていたのでしょうか。
ちなみに、YouTubeで公式に配信されている舞台裏のドキュメント動画では
一連の出来事についてのシーンはカットされていました。
※ジゼルさんとBoAさんのやり取りの部分から再生するように設定しています
意図的にそのシーンをカットしたのだとすると、やはり裏にやましい気持ちがあったのかな…と勘ぐってしまいますね。
ドリンクを渡さない
ネットでは2021年の新年を祝うパーティをaespaのメンバーで開いたとき、
ジゼルさんの前にだけドリンクがなかったという情報がありました。
結論から言うと、これは差別ではないようですね。
情報源を探したところ、ようやく見つけたのが以下の写真です。
確かに2021年のユーイヤーパーティのようですね。
そして、問題になっているドリンクですが…。3つしかありません。
他に何枚か写真があったのですが、どの写真にもワイングラスに入ったドリンクは3つのみ。
そして、ドリンクだけでなくお皿に映っているクッキーの様な焼き菓子も3つずつ、
2か所に置かれています。
実際、ドリンクが置かれていないのはジゼルさんの前なのですが、
この写真自体に違和感を覚えるのは私だけではないと思います。

- 食べ物や飲み物は全く手つかず(綺麗に並んでいるだけの印象)
- お盆のロックグラスがなぜか2つ
- 取り皿やフォークが一切ない
…ここから推測すると、これは実際のパーティの写真ではなく、
撮影用に配置されたものなのだと考えられます。
もしかしたら最初ドリンクは4つあり、それがアクシデントで倒れ、
撮影に間に合わなかっただけだったのかもしれません。
詳細は分かりませんが、もしもこの写真が実際のパーティなら
仲間内でこの様な嫌がらせをするでしょうか。
ただ、撮影する側がわざとドリンクを用意していなかったとすれば
かなり陰湿なイジメになると思います。
詳細は不明ですが、こちらの写真だけでは真意がくみ取れないところはありますね。
ジゼルさんに対する差別は否定できませんが、
全てが全て差別・冷遇であると言い切れない部分があるのかもしれません。
ファンの間でも、過剰に反応しすぎる傾向にあることをたしなめる動きもあるようですし…。
トレンドのaespa、ジゼルの差別関連ばっか出てきて残念。。事実はどこにもないのに。差別はほとんど思い込みが大きい😔事実と感情は分けて、変な意味づけもせず、純粋に応援するのが一番ジゼルの応援になると思う派🙌🏻
— grapefruit (@1004Musicmain) December 31, 2021
センシティブな問題なだけに難しいところですね。
aespa ジゼルはなぜ差別・冷遇される?
事務所も差別に関与している!?
実はジゼルさんが所属しているSMエンターテインメント(以下SM)自体が
差別を容認しているのではないかという情報があります。
韓国には他に大手芸能事務所として、
JYPエンターテイメントやYGエンターテイメントがあります。
これらの事務所ではSMより前から日本人メンバーが加入しており、
差別について触れられることはほぼありません。
SMは戦略的にグローバル化を打ち出しただけで、
本音では日本人を加入させたくなかったとも言われています。
「日本人メンバーを入れるのは本意でなかった、だから最後まで入れなかった。」
と言われれば…そうなのかもしれませんね。
ちなみに、SMで初めて女性グループに入った日本人メンバーはジゼルさんです。
そしてジゼルさんより前にSMに加入したNCTの日本人男性メンバーのユウタさんも
SMの差別・冷遇が問題になっていました。
aespaに日本人メンバーがいる理由についてはこちらの記事で。
ハーフであることも原因か
ジゼルさんは日本人の父親と韓国人の母親のハーフです。
半分は韓国人なのだから風当たりも弱くなるのでは…と思いたいのですが…。
実際は「どっちつかず」「混血」という考え方をする韓国人も多く、
ハーフということでより差別意識を抱く場合もあるようです。
確かに日本でも在日韓国人2世に対しての差別意識を持った人はいるので、
感覚的に同じような感じなのかもしれませんね。
政治的な問題のため
歴史を見れば分かりますが、日韓関係は非常に複雑です。
韓国では根本に「日本人は侵略者である」という意識を持ち、
日本を認める事を良しとしない文化があります。
それは政治的にも顕著で、2018年には過去最悪の関係になってしまいました。
日本と韓国の関係がこじれている。経済や軍事分野にも影響が出て、関係悪化が止まらない。
そして残念ながら2022年現在も改善したとは言えない状況にあります。
本来、政治とエンターテイメントを一緒に考えることはおかしな話なのですが、
心情的に「日本」というだけで拒否反応を抱いてしまう韓国人も相当数いるようです。
過去の黒歴史のため
ジゼルさんはバイリンガルで知的なイメージを持たれますが、
実は過去に2つの黒歴史があったそうです。
そこから「人間的に問題がある」ということで冷遇されてしまっているとも言われています。
真偽が定かではないものもありますがご紹介します。
①デビュー前の問題画像流出
黒歴史のひとつは、以下のデビュー前の問題写真が流出してしまったということ。

出典:danmee
ですがこの画像の真偽は定かではありません。
写真のイメージからか、
やがて「未成年で飲酒をしていた」「ドラッグをしている」という噂まで流れてしまいました。
ちなみにこの噂についてはジゼルさんの友人が否定しています。

これは、QuoraというQ&Aサイトに書き込まれた文章になります。
質問に回答するという形で2021年2月2日に投稿されたもののようですね。
回答を簡単にまとめると以下のようになります。
- ジゼルとは幼馴染で、彼女に対する事実ではない噂が流れているので回答した
- 何の根拠もなく見た目だけで判断するのはおかしい
- 小さな頃から良く知っているので、ジゼルが噂とは違う人であると断言できる
- ジゼルは普通の10代の子で、ドラックやイジメはしたことはない
- 噂を広めたのは日本にいる友人のひとりである
デマの可能性が高そうですね。
②差別用語を口にした
2つ目はジゼルさんが差別用語を口ずさんだというものです。
問題となったのはMV撮影の合間の以下の一コマでした。
… https://t.co/MNmc3NcsSn pic.twitter.com/9EvwS616y0
— rayne (@flrtyvs) October 23, 2021
撮影現場のバックで流れていた曲に合わせて、ジゼルさんが口パクをしています。
(公式サイトの動画は現在非公開です)
この時流れていた曲は、アメリカ人アーティストSZAさんの「Love Galore」。
歌詞には度々アフリカ系の人以外が使うと差別用語になる言葉(Nワード)が出てきます。
(SZAさんはアフリカ系のアメリカ人です。)
これをジゼルさんが口パクし、一部の人が差別だと糾弾したのですね。
その後、2021年10月25日にジゼルさんはTwitterでこのことを正式に謝罪しました。
Hello, this is GISELLE.
I would like to apologize for mouthing the wrongful word from the lyrics of the song that was playing on-site. I had no intentions of doing it with any purpose and got carried away when one of my favorite artist’s song was played. I sincerely apologize.
— aespa (@aespa_official) October 25, 2021
こんにちは、GISELLEです。
現場で流れていた曲の歌詞から、間違った言葉を口にしてしまったことをお詫びしたいと思います。意図してやったわけではなく、好きなアーティストの曲が流れた時に調子に乗ってしまいました。心からお詫び申し上げます。
確かにこのフレーズは差別用語として使用することははばかられています。
ですが、そもそも歌詞にあるものを口ずさんだだけで炎上してしまうのは不憫な気がしますね。
aespa ジゼルの「10年後」コメントに心配の声
ジゼルさんはKBSの企画した「K-POPアイドルが10年後の私にしてあげたい話」で
メッセージを残していました。
※該当箇所から再生されるように設定しています。

ジゼルさんは「10年後…」と言ってから、カメラを見つめ
「…生きてるよね? よくやった」と未来の自分をねぎらっています。
他のK-POPアイドルは希望や夢などの楽しいメッセージが多い中、
ジゼルさんの発言は異彩を放っていたこともあり話題になりました。
元々ユニークで、独特の言い回しをするキャラクターであることから、
深く考えずに「生きているだけで良い」と楽観的に言っただけなのかもしれませんが…。
ジゼルさん本人から差別を受けているようなコメントはないものの、
ジゼルさんへの冷遇を憂い案ずる声は絶えません。
ジゼルだけじゃないけど差別がKPOPは特に酷すぎる😢
10年後の自分へっていうので「生きてるよね? なら良かった…」って笑ってるけど苦笑いだし涙こらえてそうだし、そもそもこんな言葉出たら絶対いけないのに
SM、aespaは4人ってこと忘れないでよ?— ぽごぉ (@03hoko14) February 20, 2022
以上、aespaのメンバー・ジゼルさんへの差別、冷遇についてご紹介いたしました。
バツグンのスタイルと英語力を持ち、かっこいいパフォーマンスを披露してくれるジゼルさん。
そんな魅力に満ちたジゼルさんの笑顔を奪うようなことは絶対にあってはならないと思います。
差別はとても難しい問題ですが、世の中に不必要なものであるのは間違いありません。
誰かを悲しませることがないよう、時に自分の在り方を見つめなおすことも
必要なのかもしれませんね。