俳優の赤楚衛二さんの父親は名古屋学院大学の学長です!
言語学(英語)が専門で、まさにその道のエキスパートなんだとか。
そのように聞くと何か固くて真面目な人なのかなと想像してしまいますが、授業は大人気でノリがいいチャーミングな方のようです。
この記事ではそんな赤楚衛二さんの父親について、凄い経歴や性格、息子への教育エピソードなどをご紹介します。
赤楚衛二の父親は名古屋学院大学の学長!
2020年度から学長に就任
赤楚衛二さんの父親は言語学のエキスパートである赤楚治之さんです。
名前:赤楚治之(あかそ なおゆき)
生年月日:1959年11月7日
出身:大阪府守口市
最終学歴:ウィスコンシン大学マディソン校言語学科修士課程
赤楚衛二さんの父親・治之さんは、同志社大学大学院を卒業後に名古屋学院大学に就任されました。
1989年からこちらの大学一筋で働き続けて23年目です!専門もずっと英語です。
そして2020年4月に大学学長に就任されました。
学長の任期は2023年3月31日までの3年間です。
英語の授業は大人気!
2011年5月21日放送の「サタメン!!!」(中京テレビ)では赤楚衛二さんの父親として治之さんと母親の早苗さんが紹介されました。
ご両親が紹介されたのは第7回「堀井新太が“春ボーイズ”を家庭訪問!」という回です。
赤楚衛二さんは春ボーイズとして番組にレギュラー出演していました。
この回では、ロケ当日に抜き打ちで自宅への突撃訪問を受けたようですね。
ロケには、名古屋学院大学で実際に父親・治之さんの授業を受けている春ボーイズメンバーがいました。
そのメンバーに父親・治之さんの授業について聞くと、とても上手で生徒からも人気があると答えていました。
その返しに対し、父親の治之さんは
「(成績)Sだ!!」
と返答(笑)
とてもノリが良くチャーミングな方だとわかりました。
名古屋学院大学 教育学習センターのブログには、父親・治之さん講義の様子が掲載されています。
治之さんの英語学の授業はただ英作文の解説をするだけでなく、プラスアルファの知識が盛り込まれている分かりやすいものでした。
そして自ら考えること、考えることから逃げないことを生徒に教えています。
「難しいことやってるんと違うで。
丁寧にやっていったら、誰でもできる。
『難しそうなことをやっているから、もうやめとこう』
と思って自分の頭を働かせることを止めたらダメだぜ。」
父親・治之さんの講義は、生徒が不安を残すことなく授業に取り組める環境であることから生徒に大人気なのですね!
赤楚衛二の父親の経歴 ~英語一筋の仕事人生~

出典:名古屋学院大学HP
赤楚衛二さんの父親・治之さんの学歴を簡単にまとめると以下のとおりです。
- 1986年3月:同志社大学 文学研究科 英文学 修了(大学院修士課程)
- 1996年8月:米国ウィスコンシン州立大学マディソン校 言語研究科 修了
大阪出身の父親・治之さんは京都府にある同志社大学で英語を学びました。
そして、最終的にはアメリカの大学で言語学の修了されたようですね。
英語への本気度が伝わってきます。
そして父親・治之さんの経歴もまとめました。
以下全て名古屋学院大学での経歴です(大学名省略)。
- 1989年4月:外国語学部講師
- 1999年:外国語学部教授
- 2005年4月:外国語学部長
- 2009年4月:(大学院)外国語学研究科長
- 2013年4月:(大学院)外国語学研究科英語学専攻(通信教育過程)主任
- 2014年4月:学生部長
- 2017年4月:(大学院)外国語学研究科英語学専攻主任 並びに通信教育課程主任
- 2020年4月:学長
名古屋学院大学の講師就任中にウィスコンシン大学の修士課程まで修了されていたようです。
英語の仕事に就いた直接のきっかけは見つかりませんでしたが、言語学として英語が大変好きだったことが想像できますね。
自身の講義やゼミのスタイルについてこのように言及していました。
学生はみんなひとりひとり、色々な考えを持ってるし、自分の関心のあることや好きなことやったら、やっぱり一生懸命、いわゆる「勉強」できるんや。そうして勉強すると、「ここまでは分かってる」「ここからは分かってない」っていうことが自分でもわかってくるから、そこから未知の領域に踏み込んでいくことができるねん。
好きであれば頭が働く、自分の関心があることは一生懸命勉強できる、これは治之さんの経歴にも通じるのではないでしょうか。
実は、赤楚衛二さんも同じ名古屋学院大学なんです:赤楚衛二の出身大学は?中退理由や専攻、大学生活のエピソードも
赤楚衛二の父親の人柄が分かるエピソード
吉川晃司の大ファン!
実は赤楚衛二さんの父親・治之さんは吉川晃司さんの大ファンなんです。
共演することを父に報告したら、「撮影現場の場所教えてくれ」と言われました。さすがに父親を連れてはいけないのでダメだと断りましたけど。「じゃあテレビで見るわ」と、不満そうにしていました(笑)。
赤楚衛二さんは子供の頃から、父親・治之さんと一緒にDVDを見ていたんだとか。
赤楚衛二さんが吉川晃司さんと共演されたのは、2020年6月放送『探偵・由利麟太郎』(フジテレビ系)の第2話です。
父親・治之さんにとって大ファンの吉川晃司さんと息子が共演をすることは、どれほど誇らしかったことでしょうね!
映画好き
赤楚衛二の父親・治之さんは映画が好きなようです。
小学生のころは月1回、両親と弟と僕の家族4人で、父が選んだ映画を見るという習慣があったんです。
出典:朝日新聞(2017年12月1日)
選ぶ映画はSFやコメディーなどジャンルは様々でした。
赤楚衛二さん曰く、父親・治之さんが俳優という仕事に反対しなかったのは、映画が好きだったからかもしれないそうです。
子供想いの父

出典:名古屋学院大学HP
赤楚衛二さんが幼い頃、父親・治之さんはよく遊んでくれたようです。
平日は怖い父でしたが、週末は、公園でキャッチボールをしたりして遊びました。
出典:朝日新聞(2017年12月1日)
赤楚衛二さんが小さい頃は研究熱心でリビングにもあまり出て来ず、自室に閉じこもっていたという治之さん。
週末は一緒に遊び、仮面ライダーごっこをする際は、必ず父親・治之さんが悪役を演じていたそうです。
友達が遊びに来た際はプールや銭湯に連れていき、面白いギャグを言ってくれる人気の父親だったそうです。
厳しいだけではなく、愛のある子供想いの父親だということが分かりますね。
赤楚衛二への父親の教育方針がすごい
勉強には厳しかった
父親・治之さんは教育者だったからなのか、特に勉強には厳しかったようです。
そうしてずっとゲームをやっていると、父親に「宿題をやりなさい!」って怒られるんです(笑)。
―(笑)。宿題を溜めるというより、怒られた結果、毎日やっていた?
はい。溜めさせてもくれなかったです(笑)。そこは厳しかったですね。
赤楚衛二さんは宿題に関しては溜めることも許されず、毎日取り組んでいたようですね・・・。
以下に父親・治之さんの勉強エピソードを紹介します!
学習チェック表の作成
2011年5月21日放送の「サタメン!!!」(中京テレビ)でも、その勉強方法について紹介されていました。
勉強した日と勉強していない日を明確に可視化することで、勉強するやる気を起こさせていたそうです。
さすが教育者という感じのしっかりとした管理体制ですね!
上の画像で空欄が目立つのはサボっていた日が多いということらしいです(笑)
あほんだら塾の設立
2021年8月2日放送「しゃべくり007」(日テレ系)にて、赤楚衛二さんが明かしたエピソードです。
赤楚衛二さんが小学5年生の時に、父親・治之さんが自宅で「あほんだら塾」を設立したそう。
生徒は赤楚衛二さんと弟の二人だけ。
そこで1日3時間みっちり勉強をしたんだとか。
できないと言うと「そんな問題も分かんないのか、あほんだら!」と怒鳴られたそう。
だから「あほんだら塾」だったんですね(笑)
やりたいことは尊重する
言語学の研究者で、勉強には厳しかった父親・治之さん。
本当は英語の先生や言語学の分野に進んでほしかったようですが、赤楚衛二さんの本当にやりたいことには背中を押してくれたそうです。
僕の両親はわりとスパルタ教育で厳しくて、僕は本当にやりたいことにふたをし続けていた時期がありました。でも弟は「やりたいことをやるんだ」と突き抜けていた感じだったので、そういう弟がちょっとうらやましくもありました。
出典:ひかりTV
赤楚衛二さんが芸能界へ進む事を決め、「東京の事務所に入ります」と宣言した時「やりたいことを見つけたならいい」と認めてくれたそうです。
ボイメンで活躍されていた赤楚衛二さんのこともずっと暖かく見守ってきたのでしょうね:赤楚衛二と平野紫耀はボイメンの初期メンバー!先輩は平野だった
今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する赤楚衛二さん。
その父親は大学の生徒に慕われ、息子への愛に溢れる父親でした。
数々のドラマや映画等で活躍している赤楚衛二さんですが、その滲み出る誠実さは父親の愛ある教育の賜物なのかもしれませんね。