aespa(エスパ)は韓国で結成された韓国人・日本人・中国人の4人組アイドルです。
世界中のK-POPファンが注目する次世代アイドルグループですが、その中に日本人メンバーのジゼルさんがいるんです
この記事ではaespaの日本人メンバージゼルさんがなぜグループにいるのか、名前の由来やメンバーに加わった経緯を調べてみました。
ジゼルという名前の真相は意外なことだったようですね。
aespa(エスパ)の日本人メンバーはジゼル!
本名は内永枝利
ジゼルさんの本名は内永 枝利(うちながえり)さん。
また、Wikipediaでは別に「金枝利」さんという記載もあります。
それもそのはず。
ジゼルさんは日本人の父親と韓国人の母親を持つハーフなのです。
ジゼルさんの年齢は2022年2月時点で21歳。
日本の法律では満22歳になるまでは二重国籍を持つことができます。
日本人と韓国人の両親の間に生まれた子どもは、ひとまず日韓両国の二重国籍者となることができます。
出典:KONEST
ですので現時点では内永枝利さんは「金」の苗字を名乗ることもできるようですね。
ちなみにジゼルさんは日本国籍を取得しているので、22歳を超えたら自動的に「金」の苗字は名乗れなくなります。
ジゼルの由来は?
aespaのメンバーの名前は全員独特ですよね。
ジゼルさんも、日本人なのにどうして名前が「ジゼル」なのか、疑問に思いませんか?
答えはジゼルさん自身がデビュー時にラジオ番組でコメントしていました。
練習生の頃にヘアバンドをよく使っていて、先生から英国の女性のようだと言われジゼルになった。
出典: wowKorea
ジゼルさんは練習生の時、いつもレッスンにカチューシャやヘアバンドなどのアクセサリーを付けていたのだそうです。
それを見ていたトレーナーの先生が「イギリスにいるお嬢さんみたい」と発言したのがきっかけとなり、「ジゼル」というあだ名がついたというのですが…。
元々「ジゼル(Giselle)」という名前は昔のドイツ語であるゲルマン語から派生しています。
「誓い」の意味があり、現在ヨーロッパではフランス系女性に多い名前です。
実は、イギリス人女性にジゼルという名前はほとんどいません。
なのでなぜ「イギリスにいそうな女性」から「ジゼル」になったのかは、あだ名をつけたトレーニングの先生のみぞ知る…ということになりますね。
他サイトのネット情報では、イギリスでGiselleは以下の意味を持つ説もあるようです。
- elegance(エレガント)
- romantic(ロマンティック)
そこで、イギリス人の知人に確認したりソースを調べたりしましたが、そのような意味があるという証言や証拠はありませんでした。
私自身は「ジゼル」と言えば、バレエ「ジゼル」のお姫様か、ディズニー映画「魔法にかけられて」のお姫様…くらいしかイメージがないのですが…。
実際、お姫様は「エレガントであり、ロマンティックである」というイメージを持つ方も多いと思います。
そこから「イギリスではGiselleを…」という話になったのかもしれません。
あだ名は意外とイメージだけでつけられてしまうこともあるので、先生もそこまで深く考えずに「ジゼル」と呼んだだけだったという可能性もありますよね。
aespa(エスパ)に日本人メンバーがいる理由はなぜ?
日本市場を視野に入れた事務所の戦略
日本では2017年頃から10代を中心に第3次韓流ブームが起こっています。
なので、このブームに事務所が乗っかり、aespaに日本人メンバーを加入させた…ということが推測されますね。
これまでの韓流ブームは、2003年・2011年の2回。
過去の韓流ブームは単に韓国人のアイドルや芸能人に憧れる…つまり追っかけ系の流行でした。
ところが、第3次ブームではSNSの普及で「日本人が韓国人を真似する」ということが流行しているのだとか。
インスタ映えする韓国っぽいメイクや韓国語のハッシュタグは、『いいね!』が増える飛び道具。
韓国人を真似するなら日本人がいた方が参考になるし、話題になります。
「aespaのジゼルちゃんが使ってたから!」とメイクやファッションなど韓国の商品を購入する人も増えるでしょう。
韓国にとってグループの結成で日本市場を獲得できれば経済効果は大きくなりそうです。
ちなみに、これまで「SMエンターテインメント」に所属する日本人は一人もいません。
ジゼルさんが初めての日本人メンバーだということも訳アリな感じがしませんか?
ですが、日本人メンバーということで差別も受けている事実もあるようです:aespaジゼルの差別・冷遇まとめ!顔モザイクや3人グループ扱いも
トリリンガルだから国際的な活動を狙っている
ジゼルさんは、韓国語・英語・日本語の3か国語を話すことができます。(フランス語も1年半ほど勉強していたとあるので努力次第ではクワドリンガルになる可能性もあり!)
バイリンガルまでは珍しくない時代になってきましたが、トリリンガルとなるとなかなかいませんよね。
トリリンガルの日本人メンバーがいれば「K-POPも国際的な活動ができる」ということを世界にアピールすることができるのではないでしょうか。
ジゼルさんが担当しているラップ部分の歌詞には韓国語・日本語・英語がミックスされたパートが多くあります。
曲を聴くと分かりますが、色々な言語が歌詞に入ると国際色豊かに感じますね。
そして、実際K-POPは国際的にも注目度がアップしています。
YouTubeワールドワイド急上昇1位、日本含む50ヶ国以上で急上昇チャート入り、ワールドワイド iTunesソングチャートで初登場2位を記録するなど、早くも大きな話題を集めている。
それはaespaのデビュー時の1stシングル「Black Mamba」のMV再生記録を見ても一目瞭然です。(2022年2月時点で2億回を超えています!)
あっという間に韓国人アイドルグループの歴代1位の動画再生回数を実現させました。
更に、ジゼルさんはインターナショナルスクール出身なこともあって、英語力については第一言語並みの実力の持ち主なのだとか!
英語は世界を代表する言語ですので、どこの国に行ってもスムーズにコミュニケーションを取るために重要です。
国際的に活動をするには欠かせないツールとなるでしょう。
ここで国際的なグループであることをアピールできれば、海外でイベントなども誘致されることが増えるかもしれませんね。
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実はコネを持っている!?
ジゼルさんの母親は韓国人です。
アメリカのABCニュースのソウル支局長ジョ・ジュヒがジゼルさんの叔母(おば)なのではないかという噂もあるようですね。
こちらについては本人からのコメントでは明らかになっていませんが、その可能性がないわけでもなさそうです。
以下、その噂の元になった経緯は「ナムウィキ」によると以下の通りです。
- SM研修生になる前に約2ヶ月間だけ一般のボーカルとダンスの学校に通った
- 研修期間はSM所属アイドルで最短の11カ月でデビューを果たした
- 誕生日と同時にデビューのためのティーザー広告が発表された
- 日本に住んでいたとあるのに幼少期からずっと韓国でアーティストをしたいと思っていた
あくまで憶測の域を超えない話ではありますが、ちょっと特別感みたいなものを感じないか…といえば…。なくはない…ですかね。
ただ、実際にジゼルさんは実力があるアーティストなので、全て実力が結果です、と言えばそうなのだとも言えるのですが。
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日本語よりも韓国語が得意だから
ジゼルさんは日本人メンバーなのに日本語が得意ではありません。
ナムウィキには「生まれはソウルで幼い頃は東京で育った」とあります。
国籍も日本を取得しているのに日本語が得意でないジゼルさん。
そのため、日本でアーティストとしてデビューするのは難しかったのでは…という意見もあるようですね。
日本語が苦手な理由は、通っていたのがインターナショナルスクールでやり取りは全て英語だったからなのだそうです。
また、日本人の父親よりも韓国人の母親と過ごす時間が多いこともあり、英語+韓国語が日常の会話だったようですね。
このことから、ジゼルさん自身も韓国でデビューをしたいという想いが強かったのかもしれません。
日本人メンバーのジゼルがaespaに加わった経緯
ジゼルさんはaespaのメンバーとしてデビューするためにオーディションを受けています。
スカウトではなく自ら志願してデビューを果たしたわけですね。
ジゼルさんはSBSショーのインタビュービデオでは「夢はメガヒット曲を排出すること。」と明言しています。
また、他でもカラオケに行くときには「無条件でaespaの曲を歌いたい」というような曲を歌っていきたいとコメントしていました。
向上心が強く、心からデビューを望んでいたことが分かる熱いコメントです。
以上、aespaの日本人メンバー・ジゼルさんについてご紹介しました。
aespaはリアルに存在するアイドル4人とそのアバターとの8人組という設定でグループを結成する次世代アイドルということもあり、今後も世界中で注目を浴びていきそうです。
ジゼルさんはメンバーで最も英語が得意ということもあり、メンバーを代表して世界中のイベントで活躍していくでしょう。
ジゼルさんの活動をこれからも是非応援していきたいですね!
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